旅のメモ帳

当時の情報、今は不明

アイスランド 2日目 ロイガヴェーグル、その1

キャンプ場前から予約しておいたTREX社のバスに乗る。

道中立ち寄ったスタンドでガスカートリッジを買おうと思っていたが売り切れ。

ジャブジャブと川を渡り昼前にはランドマンナロイガルに着いた。

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ランドマンナロイガルにガスカートリッジ(MSRの250)は売っていたが、お値段2800クローナってことは2500円。 教訓1、ガスカートリッジは街で買っておこう!

そんな事より天気は晴、それで充分満足。

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この谷間がロイガヴェーグルトレイルの入口。

 

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溶岩の中を縫うように歩き、向こうの赤茶けた山の左側を進む

 

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山の横あたりまで登り振り返る。溶岩流が止まった写真上部の左右を山に挟まれた明るい平野がランドマンナロイガル。

 

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赤茶けた山はすぐそこ、せっかくなので登ってみる。

 

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山頂からランドマンナロイガル方面。この山あたりまでは日帰りの散策者も結構いる。

 

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振り返ればこれから向かう方面

 

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草木は無く地衣類が張り付いているだけの丸出しの大地。

それにしてもこの蛍光色は不思議。

 

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晴れていれば道は明瞭。 足元を殆ど気にする必要がない為、景色を存分に眺めながら歩ける。

 

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左に氷河、登って来た為か雲が近くなった

 

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こんな道なので今日の様に風も微風で穏やかな日はとても気持ちが良いが、強風時は厄介だね。

 

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雪渓を横断

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硬いが風で飛ばされた溶岩が乗っているので、滑る事はない

 

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ガスの時はこれが頼り

 

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溶岩と雪の中に入浴剤を流したように輝く地衣類

 

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途中で温泉

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ぐつぐつ

 

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温泉湖と思われるのもある

 

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緩やかに登って行く

 

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道しるべがケルンになった

 

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冬に積もった雪が夏に解けて流れて溝を作る。 その繰り返しで溝が深くなりって所

 

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この辺り、周りのテカテカ光る石は

 

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全て黒曜石

 

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遭難碑、 2004年6月27日、享年25歳。 

今日は8月4日殆ど雪は無いのだが、トレイルが開く6月中過ぎだと結構残雪があるらしい。

 

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休憩ついでに来た道を振り返る

 

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今回一番大きな雪渓

 

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上り詰めたらフラプティンヌスケル

 

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日本から持ってきた菓子パンを食べながら少し考える。

出発に前に見た他の人の記録では「雨の中をひたすら耐えて歩いた」とか

「テントを張るのも困難な程の強風」などと天候については厳しい記録が多い。

時間はまだ15時、日が暮れるのは22時位。 そして天気は高曇りの晴れで微風。

もう歩くしかない訳である。

 

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フラプティンヌスケルのテント場。

 

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フラプティンヌスケルの裏手は温泉

 

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スポーツカーでも走れそうな道

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でも雪渓は多数横切っているので、降りて登っての繰り返し。

 

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この異様な光景はひとえに草木が無い事に尽きる。 

 

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色彩はこれだけ

 

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また少し登り

 

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吹きまくり

 

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道は下りだすと湖が見えてきて

 

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なんか御伽噺の国の様な感じ

 

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この後、アルフタヴァトンに向かってそこそこな下り。

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解けた雪渓が集まり、音を立てて流れ下る

 

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カラスの様な鳥、人間以外で唯一見た動物。

 

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あの湖のほとりがアルフタヴァトン

 

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ややガレた道を下る

 

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300m程くだっただけだが、ぐんと緑が増える

 

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花も咲いてる。 アイスランドでは1000m越えると不毛の大地で生き物がいない。

 

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そしてお約束の川渡り。 雪渓から解けたばかりの水でとても冷たく。

10mそこそこを渡るだけで最後の方は冷たいを通りこして痛みになった。

 

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あと3.2km!

 

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標高1000mの不毛な大地から降りてくると、こんな小川に心安らぐ

 

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それにしてこの色は目に刺さる。

 

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18時50分、アルフタヴァトン着

 

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案内図、歩いてきたランドマンナロイガル方面

 

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案内図、明日歩くソルスモルク方面

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ここは吹くときはすごい強風になるらしいが、今日は穏やかな湖畔のキャンプ場

右の小屋は水道。 キャンプ代2000クローナ(1800円)水はお好きなだけ。

ここらの山小屋は現金しかダメとの過去の情報があったが現在はカードもOK。

 

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我が家はクロスオーバードーム

赤い屋根が宿泊煉、その右がトイレと水道とコイン式のシャワー

日中好天の中歩いている時は長袖アンダー1枚で快適だったが、日が暮れてくるとここの標高600m程でもダウンジャケットを着るほど冷える。